誘惑のテントを建てる物語

ストナンで運命の眼鏡っ子と出会う...!?

即案件をとりあえず断ってから準即した話

~2015年春、某日~

 

今日はペア箱経由で知り合った24歳介護士とのアポ日だ。

(ネトナンの話。)

 

 

 

 

即日LINE交換してから電話してたら妙に盛り上がってしまい、

「明後日、仕事休みなんだよね!明日の夜会える?」

でアポが決まった。

 

 

 

ディナーのお店は対面式のソファー席にした。

 

 

ここ最近、横並びタイプの席のお店で

ボディータッチすらままならずに連敗していたからだ。

奥手な子の方が刺さりやすいということなのか、

対面式でしっかりとIOIを拾った後に店を出てから仕掛けた方が

上手くいくことが多かった。

 

 

 

 

 

会う前まで彼女は

「わたしなんて豚みたいな感じだよぉ~」

とか言っていたが、実際に合ってみると普通の体型だった。

顔立ちもスッキリしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tmptatn:20160914162812j:plain

(イメージ図)

 

イメージで言うと、少し前の松岡茉優をちょっと肥やした感じ。

スリムとまではいかずとも適度な肉付き。

このくらいの方が抱き心地はいい。

 

 

ってか巨乳。うん。

 

 

女子の自己申告は両方の意味でアテにならないものだ・・・

 

 

 

 

直近でアポに3連敗していた私は、これまでの作戦を見直し、

即は狙わずに、丁寧に準即を狙う戦略を練っていた。

初日はCフェーズで止め、セクトラはしない。

 

 

 

 

 

 

いざ。

 

f:id:tmptatn:20160914163444j:plain

 

 

 

 

前回までの反省を活かし、彼女の話を上手く引き出そう・・・

とするものの、彼女は酷く緊張しているようで、

中々自分から喋ってはくれない。

 

 

対面式の席でよく言われているのは、

常にお互いの顔が見えているから女子が緊張してしまいやすいことだ。

 

 

 

 

 

こういう時はテキトーなこと言って和ませるに限る。

 

 

窓際のソファー席だったので、ふと窓の外を見る。

 

「あそこに止まってるタクシー、ヒマそうだよね~。」

「そうだね、お客さん来ないのかな。」

「あっ、4台揃った。あれきっと4人でモンストしてるんだよw」

「まさかwww  あっ、あたしもモンストやってるよ!」

「マジか、モンスト面白いよね!」

 

 

・・・ウケた。

 

この当時はモンストが流行っていたのだ。

「4人集まれば~」みたいなCMと共に。

 

 

ちなみに私はモンストなどやってはいないのだが。

 

 

 

笑いを混ぜながら会話していくと、次第に彼女の緊張もほぐれてきた。

 

彼女が自分のことを少しずつ喋り始める。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

メンヘラ・・・

 

 

とまではいかないが、コンプレックスの塊のような子だった。

友達もあまりおらず、打ち込める趣味も無いようだ。

 

あまりネガティブな会話にならないように注意しながら、

随所に共感を入れてラポールを形成していく。

 

 

 

 

しばらくして、お酒も回ってきたのか、彼女がニコニコし始めた。

 

 

 

 

「ん~、あんまり見つめられるのは苦手だよぉ(>_< )」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tmptatn:20160914180117j:plain

キター!!

 

 

これぞ、対面式の席ならではの超強力なIOIだ。

このセリフが聞ければ、もうこちらのもの。

 

 

 

 

ここからはいつも通りに進めるだけだ。

 

恋愛遍歴を引き出す。

 

テーブルの下で足を絡める。

 

店を出てスマートに手を繋ぐ。

 

至って順調な試合運び。

 

 

 

 

 

 

しかしここで誤算が起きた。

 

 

そもそも彼女を終電で返す予定で計画を組んでいたのだが、

「明日は仕事休みだし、もし楽しかったら朝までいようと思ってたの!」

とか言い出した。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

予想以上に仕上がりすぎてた。(困惑)

 

 

 

 

 

 

これ、普通に即れたやつやん。

 

しかし私は明日も仕事だ。

帰宅してからの作業もあるのでオールは不可能だ。。。

 

 

「あっ、そうだ。あたし行きたい店あるんだー!一緒にいこっ!」

 

いつの間にか彼女に主導権を握られている。

 

 

 

 

f:id:tmptatn:20160914174546j:plain

主導権、逆転・・・ッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付けば、彼女が以前頻繁に通っていたというバーに居た。

 

「オウ、○○ちゃんじゃないか!久しぶりだね!!」

 

(´-`).。oO(常連じゃねえか・・・)

 

完全にアウェイに放り込まれてしまったテント氏。

 

 

 

 

 

段々どうでもよくなってきて、

彼女と店員と他の常連客を交えた呑み会が始まる。

なんだかんだで、私も呑みまくる。

 

 

 

 

・・・楽しい。

 

 

 

 

なんていったって、バーの店員というのは、

来てくれるお客さんを楽しませるプロ集団だ。

気持ちよく酒を呑ませてくれる。

 

私も昔は仕事終わりに同僚とこういうお店に通っていたものだ。

少し、懐かしい感じがした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中から、もはや彼女を放置して、バーの店長(50代)と和んでいた。

 

 

 

f:id:tmptatn:20160914181025j:plain

(こんなイケメンではない)

 

 

 

 

この店長はどうやら私と同郷のようだ。

やたらと故郷の話を前のめりにぶっこんでくる。

 

「ガハハ!テントくん、これは俺の奢りだ!呑みな!!!」

 

なんか知らないうちに気に入られてた。。。

 

私は50代のオッサンから確かなIOIを感じ取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと横を見ると、彼女は店員とテキーラ一気飲み対決をしていた。

 

(´-`).。oO(アホだ・・・こいつアホだ!!!)

 

いつの間にか相当酔っている。

 

「の~み~す~ぎ~たぁ~~~」

 

といいながら私の方に頭を預けてきた。

 

 

 

更にやたらとボディタッチを仕掛けてくる。

 

ついでに乳も押し付けてくる。

 

 

 

 

最終的には

「えへへ、細マッチョ好きなんだよね~」

っていいながら腕に噛み付いてきた。

 

 

 

 

お前は犬か。

 

 

とりあえずキスしといた。

 

 

 

 

 

 

と、そろそろ帰って仕事しなければ、、、という時間になってきた。

彼女は泥酔して寝落ちしかけている。

 

 

どうしようかと思い、店長に聞いてみた。

「あ~、いつもの事だよ。こっちで面倒見るから大丈夫だよ!」

 

 

 

いつもこれなんかい。

 

とりあえず朝までお店にいるなら安全だろう。

そう思い、帰ろうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あたしも帰る!」

 

 

 

・・・着いてきた。

 

 

 

 

「いや、俺は帰るよ?w」

「始発までカラオケいく!」

「そうか。仕事あるから、朝まで一緒に居てあげられなくてゴメンな?」

「嫌だ!朝まで一緒にいよ~よ~~~!」

 

 

 

 

 

(´-`).。oO(仕上がり過ぎたどころかこれ即られそうや・・・)

 

 

 

 

危うく明日仕事グダを崩されて即られかけました。

 

 

 

 

おしまい。

 

 

この案件は後日キッチリと回収しました。 

本件については様々な方から「初日に即るべきwww」という

ご指摘を頂き、私自身も深く反省しておりますw

f:id:tmptatn:20160914174844j:plain