「もうおせーんだよ!バカ!」と言われた話(前編)
2010年頃の話。
関東での仕事を終えて、某田舎にある実家に帰ってきていた私は、
次の仕事を探すためにのらりくらりと就職活動(っぽいもの)をしていた。
そんな中、息抜きとして、とある趣味(ゲーム系)を嗜んでいたら、
その繋がりでたまたま一人の女の子と知り合った。
その子は、ももちにそっくりの18歳の少女だった。
「彼氏はいるよ。」
とは聞いていたが、それでも、どことなく、愛に飢えていた感じの子だった。
その当時、私は例の7年以上の子(過去記事参照)と付き合っていたので
特になんとも思っていなかったのだが。
彼女が私に好意を抱いていると気付いたのは、それから3ヶ月後のことだ。
・会う度に向こうから挨拶をしてくれる。
・mixiで必ず日記にコメントを書いてくれる。
IOIありまくりだったのに3ヶ月も気付かなかったのだ。
非モテ故に。。。
(このことは未だに「鈍感だ!」と責められている)
その頃の私は、新たな仕事を求めて札幌に居た。
それからしばらくして、長期休暇で帰省することになったので、
彼女をデートに誘ってみた。彼女は快諾してくれた。
今思い起こせば酷く雑なデートだったものだ。
ドライブ(道)⇒ランチ⇒ドライブ(海)⇒ディナー⇒ドライブ(夜景)⇒LHイン!
みたいな。
翌朝、彼女を家まで送った時、
「好きになってゴメンね。もう会わないね。諦めるからね。。。」
と言い残して彼女は去っていった。
・・・
5年後、恋愛工学を身に付けた私は、
ふとしたきっかけで彼女と再開することになった。
5年経った彼女は、最近話題の御伽ねこむのような女性に成長していた。
彼女は、趣味繋がりで出会ったという、新しい彼氏をゲットしていた。
それもイケメンの(数回会ったがマジでイケメンだった)。
しかも大手メーカー勤務の。
・・・ハイスぺやん!!!
「なんで、また会おうと思ったの?」
「ん~、昔のこと考えてたら、久しぶりに会いたいな、と思ってさ。」
久しぶりの再会にお酒も進み、話も盛り上がった。
「カレシがさ、仕事忙しすぎるのもあって性欲ないんだよね~。」
「マジか、それ勿体ないね。遊び盛りの年齢なのに。」
そこから5年前の事に話が及び。
「あの頃と比べて、大人の女性になったね。綺麗になった。」
「え~?そう?何にも変わってないと思うんだけどなぁ~。」
「でも、ありがとう。また会えると思ってなかったし。」
お互いほろ酔いでカラオケへ。
一気にギアチェンジしてギラつく。
「へっ?ちょw」
ガード堅し。キスまでいくも崩せず。
仕方ないので一回BARを挟んで、
お互いベロベロに酔いながら再びさっきのカラオケへw
「ダメだよ、、、彼氏いるし。。。」
彼氏グダ・・・を乗り越えて、DK。
落ちた。
パンツぐしょぐしょやん。
ゴーーー・・・r
と思いきや、ここでまさかの時間切れw(諸般の事情により)
諦めてタクシーで一緒に帰ることに。
※恋愛工学的には次回が無いダメパターン。
タクシーから先に降りる時に、彼女から言われた言葉。
「昔の気持ち、思い出しちゃったじゃん・・・バカ。」
その後、冗談半分で彼女にLINEを送ってみた。
「札幌に遊びに来る?」
「うん、いくいく!」
後編に続く...